テーマは[サーカス]

楽しく美しく心がはずむ「サーカス」。
欧米では数多くのサーカスカンパニーがあり、出演するアーティストを育てる公的な学校も多く存在します。
日本のサーカスアーティスト養成を考える時に欠かせない2つの学校に焦点をあて、それぞれの卒業生たちが集結するスペシャルプログラムをお届けします。

Cirque Blanc (シルクブラン)
グランモール公園美術の広場

「沢入(そうり)国際サーカス学校」
2001年創立の日本で唯一のサーカス学校。
群馬県の廃校になった小学校の体育館を利用して日々鍛錬を続けている。
約50名の卒業生のほとんどが現在国内外にて広く活躍中。
「Cirque Blanc」は卒業生7名が繰り広げるアーティスティックなサーカス。
様々な民族楽器を使う「ジプシーポッド」の生演奏が彩る。

4/20(土)   ➀12:30  ②14:30  ③16:30
4/21(日)   ➀12:00  ②13:45  ③15:30
★卒業生KENTAと吉川健斗のソロパフォーマンス★
4/20(土) 13:30 KENTA  15:30 吉川健斗
4/21(日) 13:00 吉川健斗  14:45 KENTA

今や世界中のサーカスアーティストは、フランスのアーティストたちが次々に作りだす新奇なショーを追いかけている。もちろん、中には駄作もないわけではないが、そんな作品の中にもキラリと光る新しいアイディアがあったりするから目が離せない。
こうした新しいサーカスの潮流はヌゥーボーシルクと呼ばれ、日本では現代サーカスと呼ばれている。ここ40年ほどのあいだに急速に発展してきた新しいサーカスと伝統的サーカスとの間には違いも多いが、観客の立場からすれば面白いものを楽しめばいい。
シルクブランはまさしく現代的なサーカスショーだ。サーカスに欠かせないクラウン(道化師)には、オーギュスト・クラウンとホワイトフェイス・クラウンという、ふたつのキャラクターがある。オーギュストがドタバタ者、ホワイトフェイスが愚か者、つっこみとボケである。シルクブランの「ブラン(白)」は愚か者の意味ももつ。
ほぼ自分の技に酔いしれている愚か者のパフォーマーばかりかもしれないが、と同時にテクニックとテクニックのあいだに“ボケ”を滑りこませて、新しい演技の広がりを創りだしている。
ブラボ〜 シルクブラン!!

西田敬一(沢入国際サーカス学校校長) 談

クラウンパーティー

「クラウンカレッジ・ジャパン」
アメリカの「リングリングサーカス」のクラウン養成学校日本校として1989年開校。
3期で約70名の卒業生を輩出した。
クラウン(道化師)として人を楽しませる「技術」と「心」の両面を教え、卒業生の多くは現在もソロ パフォーマーとして素晴らしい活躍を見せている。

カラフルな衣装に身をつつんだクラウン達が練り歩き行きあう人々に笑いを届ける。
最終回は約20名が大集結。

4/21(日)のみ

グランモール公園周辺

➀12:45 ②14:30 ③16:30
(最終回は美術の広場)